なぜ、入社2日目の新卒社員たちは自分の限界を超えられたのか?

株式会社エンジン様 新卒4期生へのインタビュー

Updated 2024年10月21日 by 宮田慶

お元気様です。株式会社ワングロースの宮田です。


今回は、株式会社エンジン様の新卒4期生の方々に、滝登り合宿研修を受けて頂いた生のお声をインタビュー形式でお届けいたします。


入社2日目で、滝登り研修にご参加いただいた御三方。


ついこの前まで、学生だった彼らの課題や悩みは何だったのか?そして、研修の2日間で何を得られたのか?


ぜひ、ご覧ください。以下に、文章でもご理解頂けるように文字起こしもあります。

「私なら出来るから」

ハイライト

0:00・「あっ、自分ってやれば出来るんだな」って思って。勝手に自分の中で限界決めていたのかな、って滝登りをキッカケに改めて思うことになって。


これいい意味で「あ、自分って出来るじゃん」って。山登るのが苦手で逃げてきた人間が、90度の崖をロープ一本、命綱で登れたって自分の中でも信じられないし、家族に言っても「え?本当にあなたがそれやったの!?」って。



私は、山が嫌いってわけじゃないんですけど、逃げてきちゃってて。だからこそ、滝登りをやったことで「自分って何でも出来るな」って思って。


滝登りがあることで、色んな事に挑戦出来るようになりました。「私なら出来るから」っていう気持ちで、色んなことに挑戦 出来るようになりました。

全員が★5の満点評価だった理由

Q. まずは研修の全体的な評価なんですが、1泊2日の合宿研修+1か月後のフォローアップ研修含めて、星いくつ頂けますでしょうか?


1:36・5点です



1:39・本当ですか?良かったです。ありがとうございます。ここ編集しなくて良くなりました。そうしましたら、その評価を頂けた理由は何でしょうか?



1:53・新卒として入社式があり、2日目、3日目という本当にドしょっぱなに合宿研修が行われて。その中で、自分としては「体を使う」っていうことをよく聴いていたので、どんなものなのかな?と思ったら、頭を使うことが前半かなり多くて。


特にその中で、自分が今まで凝り固まって、あんまり考えてなかったような概念の部分まで話を深めて頂いて。自分が、いかにニュアンスで捉えていたのか、考えさせられました。


自分が出来てない事を実感したからこそ、次の日から会社での研修というものが、より深まっていって、自分の中に落とし込めたかなという印象です。



2:36(自分に)足りないもの。どうしなきゃいけないか?その方法とは?っていう所を教えて頂いた合宿研修っていうのが、自分の中ではかなり大きな起爆剤で、キーポイントになったなという事で、5点でした



Q. “ニュアンスでしか”理解してなかった、っていうのは、もう少し詳しく教えて頂けますか?



2:54・アクションプランを立てる時とか、今、自分たち何が必要か? 7つ上げたんですけど、僕たちは。その中で「信頼する」「話し合いをする」とかっていう必要な言葉ばかりは出てくるんですけど。


それを、もっと根本の一つの言葉で表せる、という所まで話せていなかった。例えば「統率力」だと「リーダーシップ」って言葉でまとめられますし。


言葉をきちんと深掘りして考えていなかった、共有出来ていなかった、っていう事を改めて感じたものでした。

本気で言い合える関係が作れた

3:32私の理由としては、自分の知人とかに話を聴いても、座学だけの研修が他の会社さんは多いなというイメージで。


私自身も研修合宿って聴いて座学だったり、みんなで何かを学んでそれについてどう思ったか?話し合う事、という研修内容なのかなと思って参加させて頂いたんですけど、そうとは全然違くて。


3:57・実際に、自分たちで体を動かして、考えることによって、自分の課題を知ることも、見つめることも出来ましたし、何よりも一人じゃ出来ないなっていう事。


一緒にいる同期がいることで、成し遂げられることがすごい色んな場面でありました。
同期の3人で、一緒に合宿研修を受けさせて頂いて、仲を深める、本気で言い合える関係が作れたのは、合宿研修のお蔭かなと思いました



4:30・これまた研修の作り込みを理解していただいた、私がコメントしたいくらいのコメントでしたね。

自分を成長させてくれるキッカケになった

4:404月1日に入社式があって、2、3日が合宿だったんです。同期のことをそもそも知らなかったので、一緒に体を動かしながら、一緒に頭を使いながらという中で、まず第一に同期の事を知るキッカケになりました。


5:01・自分としても、合宿を通して、自分から発言する事が出来るようになった事もありました。


そして、合宿を通して、自分たちの課題も見つかったので、合宿後に活かせることがたくさんありました。


合宿を経て、配属が決まってっていう順序だったことがすごく自分を成長させてくれるキッカケになったなと思います



Q. 入社式前って、何回会ってました?



5:31・インターンで会ったことはあったんですけど、(彼には)会ったことがなくて。内定式で初めましてで、入社式で2度目ましてです。

仕事に付いていけるか不安でした。でも…

Q. 入社直後に研修させて頂きましたけど、研修前に課題と思っていた事はありますか?



5:58・それで言うと、課題がわからなかったそれに気がつけた合宿だったな、って思います。



6:19・自分は、先輩たちの仕事に付いていけるのだろうか?任せてもらった仕事をちゃんと出来るかどうか?っていう所に悩みを覚えてたんですけど。


合宿の中で、自主性よりも主体性が大事、っていう事をお聴きした上で、付いていくっていう考えじゃなくなったなと。



Q. なるほど、自主性どころか、さらに主体性を意識出来るようになったと。自分から作っていくぐらいの、そんな意識になれたという事ですか?



6:54・はい。もう自分から積極的に行くんだっていう、もう付いていく、付いて行かないっていう話ではなくなりました

学生から社会人へ
自分の中で感じたギャップとは?

7:20・私は、合宿参加の2日前まで学生だったわけで。そこで、『学生から社会人への切り替え』っていうのが、「自分の中でスイッチを入れ替えたいな」、とは思っているけど、いざ行動ってどうやって移せばいいんだろう?


って、自分の中でモヤモヤした気持ちのまま、合宿に参加させて頂いて。


私は、学生時代に部活動とか入ってたんです。そこで磨いてきた知識や行動力だったり、それを発揮すれば、自然と社会人に変わっていけるのかな、と
自分の中で思ってたのが、、、


社会人となって合宿を受けてみたら、「全然通用しないんだな」って思ったので。


8:11・そこは、自分のギャップにちょっと悔しい思いもあったんですけど、そこを知れたのは、その悩み…モヤモヤした気持ちのまま挑んだからこそ、課題が明確になったなと思います



Q. ギャップって、具体的にどんな場面で気づきました?



8:25・例えば、1番は人の話を聴けてないなっていう所で。(合宿の)最初の名前を付箋に書く時点で、左上にニックネーム書いて、右上にフルネームを書く。そこで、みんな右上にしか名前を書かなかった。


自分たちの中では「これが正しい」「聴いた通りこれで出したぞ」って言ったら、、、自分たちで「ああ…そういえば…」って。


8:52・Kさんに言って頂かなければ、私たち間違ってるって気付けてないんですよ、絶対。


だから、そういった面も「ああ、自分ってこんな話聴けてなかったんだな」っていう部分が、一番ショックというか、
そこが一番衝撃でした。

最初から完璧に出来る人はいない

9:20ほぼ開始直後でしたからね。でも(それは)人間の癖で皆さんだけじゃないんですよね。むしろ、あの時に最初から完璧に書ける人の方が少ないです。


今回は3名でご参加でしたけど、10名、20名でご参加頂く場合もあるんですけど、バラバラですよ。


20名ぐらいいらっしゃると、右端と左端の方ってもう全然声が届かなくて。


横にいる隣の席の人とは「えっ?どうやって書くんだっけ?」って、相談は出来ますけど。右端の方、左端の方は全然書き方バラバラで書きますね。


そこでも組織の個性が出るというか、その時の組織の状態が分かります


ですので、合宿研修の最初の数時間は、講師である私が皆さんの「傾向」「個性」を把握させて頂いている段階ですよね。
その上でファシリテーションさせて頂くんで、アウトプットがちゃんと作れるという事になってます。

今まで逃げてきた道の先にあったもの…

Q. 研修で1番良かった点、印象に残った点は何でしたでしょうか?



10:24・私は滝登りが1番印象に残っていて。なぜかというと、私は山登りが好き嫌いじゃなく、得意じゃない方だったんです。


で、滝登りするって知らなくて、心構えも出来てないままゴールを目指せって言われて。


「え、ゴールってどこなの…」っていう状態で登っていって、自分の中で
「どこまでが…」「そんな上まで行くのかな?」って勝手に決めちゃって。。。


10:54・で、それは同期が「よし!行くよ」みたいな感じに引っ張ってくれたから、「行くしかないんだ」という自分もポジティブな気持ちになって登っていって。


滝の壁を登った時に、今までの自分じゃ絶対登らない、逃げてきた道だったんですね。


11:11・壁も登って、水の中を進んでって、ゴールして…ふとした時に、、、


「あ、自分ってやれば出来るんだな」って思って。勝手に自分の中で限界決めていたのかな?って思う点が、滝登りをきっかけに改めて思うことになって。


これいい意味で、「自分って出来るじゃん」って。


11:34・山登りが苦手で逃げてきた人間が、90度の崖をロープ一本、命綱で登れたって、自分の中でも信じられないし、家族に言っても「え?本当にあなたがそれやったの!?」と驚くぐらい、本当に私は山が嫌いってわけじゃないんですけど、逃げてきちゃってて。


12:03・だからこそ、滝登りをやった事で「自分って何でも出来るな」って思いました。滝登りがある事で、「私なら出来るから」っていう気持ちで、色んな事に挑戦できるようになりました



12:18・素晴らしいですね。全ての方にそうなってほしいという想いがありますから、そこまで感じて頂けたって、今初めて知りましたね。


早く言ってください(笑)

シンプルなルールの中で気づけた事

12:35・自分はもちろん、滝登りも非常に印象には残ったんですけども。「ボールを転がす」アクションを行った時が、そっちの方が早かったので。


ルールが非常に簡潔で、ボールを素早く、手を使って転がす、というだけのルールの中で、ボールも様々、転がし方も本来であれば様々あるはずなのに。


1つのボールを1つの方法で、っていう事にこだわってしまって。それをいかに早くするかっていう、小さな所での変化しか起こせてなかったのが、
最初の動きでした。


13:11・自分たちの中で考えている「限界」っていう事が、周りから見たらいかに“狭い範囲のもの”か、本来もっと“開けた可能性”があるのか、、、


という事を、最初に気付けたのはボールを転がすアクションだったので、そっちの方も印象に残ってます。

ちょっと違う考え方をポンッてしただけで

13:37・私も、滝登りもすごい印象に残っているんですけど。ボールを転がした時に、色んな大きさのボールがあったので、、、、


視界に入ってる情報だけで私たちは気づかずに、ボールだけを変えて速さが速くなるんじゃないか?って考えてて。


自分たちが、すっごく考えてやってたつもりだったけど、意外と見えていない部分がたくさんあったなって思って。


Kさんから「自分たちの位置変わればいいんじゃないか?」っておっしゃって頂いて。
ようやく「あ、そういうことだったのか!」と。


14:11・1個に集中し過ぎちゃってると、行き詰まっちゃうんですけど。ちょっと違う考え方をポンッてしただけで、意外と答えって簡単だったりするのかな、っていう風に思いました。



14:23・素晴らしいです。もうすでに、今は自分たちのチームとしての癖や個性とか理解してますもんね。今日でまた俯瞰出来るようになったかもしれないですね。

全員のスイッチが一気に入った瞬間

Q. 実際に、滝登りをやってる場面で、ゴール出来たからわかると思うんですけど。最初のゴール予想はどのくらいでしたか?



14:48・ゴールまでを10としたら、本来の2とか3の辺り
をゴールに思って(笑)。


それぐらいの感覚で、少し進んでは話し合ってって。ゴールを見誤り過ぎて、地図を見た時に、一瞬、時が止まった気がして。


探り探り、「ここはゴールか?ここはゴールか?」ってなってたのが、一気にスイッチが入りましたね。「ゴールがココだから行くしかないよ」って(笑)。



15:34・でも、素晴らしいですね。今の(予想の)5倍あるかもしれない、って所にゴールがあるって分かったら、逆にスイッチが入ったんですね?



15:45・ゴールが分からないから、進んでいいのか分からなかったけど。目的が明確になった途端に、みんなの意見が一致したと言うか、目指す方向が一緒になったので、急にスイッチが入りました


16:00・素晴らしいです。もう動き変わりましたもんね、明らかに。

今回は、インタビューの前半をお届けしました。いかがでしたでしょうか?


つい2日前まで学生だった、新卒メンバーの方々。


・学生から社会人への切り替え

自分の課題がわからない

・仕事についていけるか不安、、、


こういった課題に気づけた、あるいは、何が必要か?その対処法は?という事に、自ら気づけたとおっしゃっていました。


また自然環境での研修は、「業務にどう関係が?」と、一見、疑問に思ってしまうものです。


しかし、ほぼ初めて顔を合わせる同期のメンバーたちが、社会人への切り替えが必要な時期に、共通のゴールを目指すという体験は、、、、


相互の理解や共通言語形成、チームワークの向上など、スタートラインに立ったばかりの彼らには、様々な効果があります。


事実、この新卒研修にご引率頂いた先輩社員の方にもインタビューを行った所、「目に見える変化で現れていた」との事でした。


毎年、新卒社員を迎え入れる経営者のあなたには、彼らの話はどう映りましたでしょうか?


さて次回、インタビューの後半では、より深掘りしてお話を聴かせて頂きましたので、ご期待ください。

わずか2日間の変革

このインタビューシリーズをご覧頂くことで、、、


・そもそも「滝登り研修」とは何なのか?

・実際にどんな事をやるのか?

・どんな課題や問題を解決できるのか?


また、最終的にはどの様な変化や結果を得られるのか?


実際にご参加頂いた方々の「生の声」は、人財育成の方向性を決める基準になるのではないか、と私は考えています。


なぜなら、組織の成長には、人財の成長が欠かせないからです。そして、この短期間で得られる人財の変化は、急成長の引き金となるからです。


つまり、社員達の関係性』を整えることで根本的な組織変革をすることが出来るだけでなく、急成長と継続的な結果を得られるのです。


このお時間がお役に立てれば、幸いです。


【滝登り研修】の株式会社ワングロース

宮田慶

経営幹部、幹部社員、新卒社員…

彼らを本音で話せる関係にしてみせます

座学では得られない根本からの組織変革が出来る「滝登り研修」にご興味がありましたら、下のボタンからお問い合わせください。

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